Liholiho Yacht Club
ユニオンスクウェアとグレースキャセドラルとほど近いところにこの店はある。 この日はSHN ORPHEUM THEATREで「THE BOOK OF MORMON」という、日本語で言うところの「モルモン教」をテーマにしたコメディミュージカルを観る予定だったため、その腹ごしらえである。
モルモン教については面白かったのでまた後日詳細を書くこととする。
目指すレストラン「Liholiho Yacht Club」は、ハワイアンとアジア料理をミックスさせた創作料理屋さんで、値段は少々張るものの、行って損はしないレストランだ。 サンフランシスコの道端に輝く青いネオンサインを目指そう。 予約は必須。
Liholiho Yacht Club
予定時間に来ると、まだ前の客が出ていないということで地下のバー「Louie's Gen-Gen Room」で時間を潰すことに。 お腹がいっぱいになってはもったいないので、アルコールのみ注文。 オーナーが日本好きなのか、 日本のウイスキーもたくさん置かれていた。 ニッカ、明石シングルモルト、白州、響などなど。
予約より少し早めに行って0次会もいいかもしれない。
20分ほどで前の席がようよう空き、端の窓際席に案内された。 ここのキッチンはオープンキッチンで、入り口から中に入ってくる途中でキッチンがよく見える。 オープンキッチンとひとくちに言っても日本で見るようなのとは様相が異なり、こうしたちょっとしたことだけでも面白い。
写真右を通って席まで向かう。 右奥の席に案内された。
では早速飲み物を頼むのだが、こちとら空きっ腹にアルコール。 すでに酔いは回っている。 ハワイアンということで華やかなカクテルを注文し、何を頼もうかしばし考えあぐねる。
結局、前菜2つとサラダ、メインにはココナッツカレーを頼むことにした。
まずは一皿め。
メニューをご覧になれば分かる通り、ここの料理にはいわゆる料理名がない。
説明には、
beef tongue, kimchi, cucumber, poppy seed steam bun 14.00
とある。
つまりは牛タン、キムチ、きゅうりなどなどをポピーシードの蒸しパンで挟んだものだ。 チャイニーズ・コリアンミックスという感じだろうか?
牛タンは柔らかく、腹が減っているのも手伝ってとにかく美味しい。 エキゾチックでいろいろな香りが口の中で入り混じり、とてもリッチな味だ。
続いて2皿めの前菜。
Oh my godness!! 私の好きなものが大体入っている。
カロリー、レバー、パイナップル、トースト、カロリー。
というのは(半分)冗談で、メニューには
duck liver toast, jalapeno, pickled pinapple
とある。 アヒルのレバートーストとハラペーニョ、酢漬けのパイナップルだ。
フォークとナイフでこんなうまいトーストを食う日が自分に来ようとは夢にも思わなかった(いや思ったかも)。 見た目にも美しく美味しい一品。
レバーの濃厚な味が酢着けのパイナップルと最高のタッグを組んでいる……濃厚なのに……しつこくない……お互いがお互いを引き立て合っている……これが……マリアージュ……などと感動していると酒が進む、進む。 ベロベロになりながらトイレへ小休憩。 トイレは先ほどのバーのある地下一階だ。 遠い。
順調に3皿め。 やっとサラダである。
食べたのが半年以上前ということもあり記憶が曖昧だ。
メニューには
chicories, niitaka pear, aged gouda, almond, sesame anchovy vinaigrette, thai basil pest
とある。 一応訳す(というほどでもないけど)と、チコリ、新高梨、ゴーダチーズ、アーモンド、ゴマとアンチョビのビネグレットソース(酢・オイル・ハーブなどで作ったドレッシング)、タイバジルペーストらしい。
料理のスキル云々に素材の時点で家庭ではマネできない代物だ。
チコリをこのようにしてサラダで食べるのはなんとも贅沢な食べ方なんだろうか。 そういえば都内に複数店舗あるアフリカ料理の「ひつじ屋」はチコリコーヒーが飲めるので、チコリを食べたことがない人は一度ご賞味あれ。 それとも最近のおしゃれなスーパーにはチコリが売っているのだろうか。 簡単に解説しておくと、「苦い白菜」。 でもキク科である。
そしてなぜこの一皿についてのコメントが関係ないものばかりなのかというと端的に記憶から消えてしまっていたからである。 なんとも惜しい。 でも絶対美味しかった(はず)。
さていよいよメインディッシュ。
最後の一皿はハマグリのココナッツカレーだ。 もはや文字通りだが、
manila clams, coconut curry, romanesco, fresh turmeric naan
ということで、マニラ産ハマグリ、ココナッツカレー、ロマネスコ、フレッシュターメリックナーーーーーン
ここでも出てきました、なかなか家庭には出てこない野菜シリーズ「ロマネスコ」。 ちなみに私の近所のスーパー(田舎)ではこのロマネスコがおそらく職員の発注ミスで一時期大量に売られていたことがあり、私の近所の一部界隈では人口に膾炙するようになったこのロマネスコ。 もともとの形は幾何学模様を立体にしたような形で、野菜としてはブロッコリーとかカリフラワーに分類される、と勝手に解釈している。 調べてみたら案外当たっていたようだ。 ちなみにロマネスコはどちらかというとブロッコリーとカリフラワーの祖先らしい。 お見それした。
ところでこのロマネスコ、カレーの中には見当たらないしサンフランシスコでロマネスコを食べた記憶も全然ないので気持ち程度に入っていたのであろう。 お腹はだいぶいっぱいであったが、ハマグリの出汁がココナッツカレーに余すことなく染み出しており、結局ナンも合わせてぺろりと平らげてしまった。
さてさて、料理はこちらで以上。
今まで創作料理の店にはなんとなく足を運ばず終いであったが、これを機に創作料理をもっと食べてみようと思った。
ハワイアンとアジア料理のコラボレーションが楽しめるLiholiho Yacht Clubの本サイトはこちら。 ギャラリーではもっと綺麗な写真でも料理を楽しむことができる。 すてき。
STACKS’ - american breakfast lunch
さて、3日で回ると言ったものの、すでに3日のうちの1日だけで7つもの記事になってしまった。 最早3日という数字は語感が良かっただけで何の意味も成さないのだが、今から7つの記事タイトルを書き直すのもあれなので、ひとまずここからは形式を変えよう。
以降は私が行ったレストランのうち、「友だちに勧められるレストラン」というテーマを基準にピックアップすることにした。
友だちに勧めるとなると、いっそのこと目ン玉が飛び出るようなトンデモレストランを紹介したいところだが、今回はそうした面白要素を一切排除して紹介するつもりなので安心を。
ところでサンフランシスコにはあまたのレストランがあるので、私がたまたま行ったと言うだけのあるあるランキング形式にするのは心もとない。
ということで、訪問した店を1つ1つ、愛情を込めて紹介することにする。
そのうち気が向いたら店のまとめも記事にしよう。
STACKS’ - american breakfast lunch
早朝、パルアルトの駅周辺でマクドナルドのマックグリドルとホットコーヒーを買って食べながら列車を待っていた。 客は痩せたおじさんと私1人。
カリフォルニアと言えど、2月の朝晩は少し肌寒い。 しかしこの肌寒さこそが、日本人の私に、秋から冬に移ろう時期を思い起こさせて何だかむず痒い。 何故、寒い時期への移ろいはこんなにも切なく甘いのだろうか。
朝マックはなんとなく嬉しくて食べてしまう
友人を全面的に頼りにして訪問したアメリカ。 今日は彼が仕事のため、車社会のこの国で私は列車を使って1日の移動をすることにした。
滞在先のパロアルトからサンフランシスコまで列車で1時間弱。 短い旅である。
アメリカの列車は日本のように綺麗ではなかったが、1階席と2階席に分かれており、また自転車を置くスペースなどもあり便利そうであった。 4人席が向かい合っているところの窓際に腰かけたのだが、斜向かいに座っていた身体の大きいアメリカ人には窮屈そうだ。 車社会と言われるアメリカでも、朝列車を使っている人は案外多く、ほぼ全ての席が埋まっていた。
アメリカの車窓から
サウス・サンフランシスコ駅に着き、道なりに散歩する。 まだ1時間しか経っていないが、朝食はマフィン1つだったため、何か物足りない気がする。 どうせ旅行にに来たのだから何か無いかと、視線をキョロキョロ、鼻をくんくんさせながら道を散策した。
道で犬を散歩しているおじさんは目が会うと挨拶してくれ、How are you? からはじまり Have a good dayに終わる。 日本ではただの「こんにちは」に過ぎないんだろうけど、英語がいい言語だなと思った。
しばらく歩くと、道端に一軒、小洒落た店を見つけた。
パンケーキのようなイラストと、STACKS' AMERICAN BREAKFAST LUNCHと看板には書いてある。 縞々模様の日差しがかわいい。
そういえば、フランス料理や中華料理はどんなものか分かるけど、アメリカ料理って何だろうか。 素人だからハンバーガーかピザしか思い浮かばないが、それをアメリカ料理と言っていいものなのかどうか甚だ疑問である。 では何がアメリカンなのかという好奇心も手伝い、早速中に入ることとした。
店に入ると、新聞を読んでいる肥満体型の男、夫婦で来ている客、中華系のグループなどがまばらに食事をしていた。 店員も若いのから年配のまでバラエティに富んでいる。
朝の光が眩しい
英語のメニューに目が慣れておらず、男にこの店のお勧めを聞いた。 感じの良い固肥りの店員は表情をクルクルと動かし、やれベーグルがうまいだとか、甘いのならパンケーキだ、オムレツはどうかと提案してくる。 しょっぱいものが食べたい気分だったので、アボカドトッピングのオムレツのセットをいただくことにした。
しばし日記を書きながら待つ。
いい匂いと共に運ばれて来たのは、大きな大きなプレートに乗ったオムレツにベーグル、ポテトだった。
ベーグルは表面が焼かれてつやつやしている。 まるで朝露を浴びた葉っぱのようで美しい。 オムレツにはクリームチーズがトッピングされており、中には大好きなアボカドが入っているのかと思うと食指が動く。
ポテトはマッシュしたものにバジルを加え、フライパンで焼いたもののようだ。 フライよりもヘルシーなのだろうか。 添えられたトマトソースはメキシカンよろしく、サルサのように野菜が加えられていた。
こんなに大きなプレートが来るならマクドナルドなんぞでマフィンを頼むのでは無かったと後悔したが、 胃の中に入ってしまったものはしょうがない。 今回の旅ではとことん食べてやるぞ、と腹をくくって食べることにした。
上下半分に切ってあるベーグルからはバターの香りがし、それだけでもう別腹の胃が準備を始める。 そもそもヘルシーが売りのベーグルにカロリーを上乗せするなど一体どういう了見かと思うのだが、これこそアメリカ料理なのではないかと思った。
でもやっぱりバターの香りは芳しく、ついついこのハイカロリーベーグルに手を伸ばさずにいられない。 しかしもはやこれだけでも朝食としては十分なくらいの重さだ。
胃の中がいっぱいにならないうちに、それぞれのおかずに手を出す。
オムレツはふわふわ、中にもクリームチーズというか、ただの卵のオムレツより幾分まろやかな仕上がりになっている。 アボカドは出血大サービス! というほどではないが、まあまあ嬉しい程度には入っており、そこはかとなくおしゃれなオムレツの演出に一役買っている。 ポテトは香ばしく、いくらでも食べられる……と言いたいところだが、やはりマクドナルドが私の胃の底でつかえてなかなか進んでくれていない。 胃は大渋滞である。
お腹がいっぱいになってくると味変をしたくなるのでケチャップを召喚。
フィリピン滞在時にも疑問に思っていたのだが、HEINZのケチャップはなぜ未だにガラスの容器を採用しているのかがわからない。 降っても降ってもなかなか落ちてこない。 せめて逆さに置いておいてくれればすぐ出るというものを、普通に置いていたものだから全然落ちてこない。 1人、旅先で必死にケチャップの便を振る姿がどんなにまぬけか、あなたにはわかるまい。
なぜビンなんだ
これでお会計は$16.3 + チップ。
アメリカのほとんどのレストランは、お会計の下にチップの表記があり、サービスへの満足度具合でチップのレートを客が決めて払う仕組みになっている。 会計をする以上チップは不可避なのだ。 15、18、20%のいずれかを決めてカードでお支払いする。
なんと私の料理のサーバーは天使だった
友人と食べ物をシェアしたときは、どちらかがチップを払って、2人がカードを出し「split(ワリカンで)」と言えば、合計金額の半分ずつを店員が差し引いてくれる。
これは日本ではまだやったことないが、レジの機器を見る限り不可能ではないはずだ。
朝からお腹がいっぱいすぎるほど食べてしまった。
アメリカ人はお腹がいっぱいだと残すようだが、私は日本人。両親の実家が農業を営んでいるということもあり、どうしてもお百姓さんの顔(想像)が思い出されて残せないのだ。 英才教育の賜物である。
支払いを済ませ、店を後にした。
後からわかったことだが、目的地のホテルは2つあり、私の降りるべき駅はもっと先で、重いお腹をさすりながらずいぶん予定外の散歩をしてしまった。 結局後からUberを使って移動したのだが、初めてアメリカで使ったUberの女性運転手が彼女から私に質問する割に返答が「That's good」ばかりで辟易した。 とはいえ、日本語でいうところの「そうなんですね〜」が、英語だとずいぶんポジティブになるものである。
少なくともアメリカ英語はポジティブで、その言語となりが人の性格に影響しているのかもしれないなと思った。
タンドリーチキン
[エッセイ]
私の胸を締め付けるもの――それは恋であろうか、いや、まごうことなく空腹である。
そもそも胸というよりみぞおちの上である。
私は今、タンドリーチキンに猛烈な恋心をいだいている。
人はある物事について「考えるな」と言われると、むしろそのことしか考えられなくなる…というのは有名な話かもしれない。
そう言えば、『スタンフォードの自分を変える教室』でも取り上げられていた。
「ヨーグルトの広がり」を書き終えた後に猛烈な空腹感に苛まれ、口ではダイエットなどとのたまっておきながら、いやむしろ、減量しているからこそ余計、私はヨーグルト料理を腹の底、いや、胃の底から欲していた。
ヨーグルト料理の中でも簡単で美味しく、まずくなりようがないもの……それはタンドリーチキンである。 これは私が物心つくかつかないかという頃に覚えた料理であるから、相当に簡単なものとご想像していただいていいだろう。
脂ののった鶏もも肉の、ヨーグルトとスパイスのほどよく絡まったタンドリーチキンは冷えてもなお美味しくいただけるし、お弁当のおかずにももって来いだ。 況やできたてをや。
用意するのは、鶏(できればもも肉)、好きなスパイス各種、ヨーグルト、塩だ。
スパイスに関しては、SBの粉末カレー粉が大変便利である。カレールーを買ってしまうと、それはカレーライス用としてしか使えないが、SBの粉末カレー粉は缶に入って見栄えも良く、パンケーキに入れたりコロッケに入れたり2日目のスープに入れたりなどできて大変使い勝手が良い。
さて、鶏は一口大に分けたら塩を軽く振ってビニールやボウルなど、適当なものに入れる。
その中に、鶏に絡まる程度にヨーグルトを入れ、好きなスパイスを放り込んだら、肉を放置する。 ……と、味がしみ、肉も柔らかくなるので良いのだが、大抵そのような時間はないので、そのまま熱したフライパンで炒める。
油はオリーブオイルやバターが良い。
ちょうど良いくらいに焼き色がついたらビールと一緒に流し込む。
トマトや玉ねぎスライスと交互に食べると、スパイスと油の香りでいっぱいになった口内をリフレッシュすることができ、一口ごとに大きな感動を味わえて大変よろしい。
酸味のあるフレッシュチーズと食べても合う。 つまり、ビールでも赤ワインでもテキーラでもウォッカでも合うのだ。 最近知った、ラクという無色透明で、水を加えると白くなるトルコの酒もなかなかであった。
料理を食べて、酒を飲む。こんなに素晴らしいことは他にあるだろうか。
これは鶏の脂とヨーグルトのマリアージュを楽しむものなので、今回ばかりは是非とももも肉などの脂の多い部位を使うことをおすすめする。
ご馳走様でした。
ドレスing
[エッセイ]
野菜をめかし込み、きらびやかに彩るもの。 いわゆる野菜のドレス。 それがドレッシングである。
などというファンシーなことを言うつもりはさらさらなかったのだが、部屋の掃除をしていたら、フレンチのアルバイトをしていた頃のレシピメモが出てきた。
ペーペーの私は前菜を担当していたため、営業時間が始まる前はキッシュのタネやアミューズの準備、各種野菜のカットやドレッシングを作っていた。
生野菜を使い、季節ごとに移りゆくドレッシングの味はどれも素晴らしく、作ってからほんの一日、二日経ったものは酢の「かど」も取れて、それをかけた野菜は本当に美味しく感じられたものだ。
そんなわけで、市販のドレッシングは好きではない。 化学調味料の変な味がするものが多い、というのも理由の一つだが、何よりドレッシングはその時の気分で様々なものを楽しみたい。
やれ今日はバルサミコ、白ワインビネガー、練りゴマ、粒マスタード、わさび、マヨネーズ、肉汁、オリーブオイル、各種スパイス…… 冷蔵庫にあるもので可能性は無限大だ。
無限大なのだが、今日はそのうちの三つに限定してレシピを紹介しよう。 分量はその時冷蔵庫にあるものとの兼ね合いもあるので、味を見ながら各自で調整して欲しい。
▼バルサミコドレッシング
その他の物、ビネガー、オイルの順に混ぜ合わせる。
これは、バルサミコの酸味とはちみつの甘みが食欲をそそるドレッシングで、葉野菜など、薄く切ったものと相性が良い。 フレッシュでみずみずしい野菜に一振りして、メインの前の腹ごしらえとしよう。
▼ごまドレッシング
たとえ洋食でも、醤油を一振りするだけでたちまち日本人の舌と胃に響く味になるのはなぜだろうか。 一説によると、日本人のフランス料理人たちはソースに醤油を入れる欲望といつも戦っているらしい。 つい、入れてしまう胃の欲望と戦わねばならぬというのだ。 入れてしまえば良いものを、と思うものだが、事はそう簡単ではないらしい。
▼粒ドレッシング
これは白身魚の前菜などとも良く合うドレッシングだ。 濃く、固めに作れば根菜などともよく絡んで、かぶのサラダなどにも良い。 ニンニクを擦って入れると、野菜をもりもり食べられるパワーのあるドレッシングになり、肉との相性も良くなる。
・・・
以上、ひとまず三種類だ。もちろん、白ワインビネガー等は時として穀物酢などと代替されて食卓には供されることとなる。 また、オリーブオイルが重いようならサラダ油と半々にしたり、いろいろの油で試してみるのも手である。
一時期、おたまで作るドレッシングを作るのに執心していたことがあった。
タコのカルパッチョに、熱々のオリーブオイルをかけて仕上げる料理を見てから、もしかして野菜でもこれはうまいのではないかと思った次第である。
作り方は簡単、おたまにオリーブオイル、塩、好きなスパイスやニンニクを入れ、コンロの上でオリーブオイルが熱々になるまで熱する。
後はサラダに直接かけるだけだ。
これは野菜の甘みが油に溶け出し、大変美味しい。 野菜を食べた後の油をパンにつけて食べるのが何よりの楽しみとなる。 皿に残った最後の一滴までこそげ取る、上品過ぎる食べ方だ。
誰が何を言おうとうまい物はうまいのである。
かーちゃんをリソースに何かできないかって話
残暑厳しき折、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は転職して収入が1/3になりました。のりっくです。
そんなもんですから、節約のため、この度東京から神奈川の実家にまた舞い戻ることといたしました。
すると、折しも私のかあちゃんまで、収入が1/3になったと嘆いているじゃあありませんか。
ここはプロの人材コンサルタント(大嘘)としてかあちゃんにも副収入を与えてやりたい!(あわよくばそのマージンをいただきたい!)
なんでかーちゃんまで収入1/3なの?
実はうちの母、ホームヘルパーをやっておりまして、国から要介護認定を受けた人を事務所を介し、介護を行っております。
何年もこの仕事をしていると当然、何年も固定で介護している方とかもいらっしゃるようで。
とはいえ、向こうもこちらも身体の自由が効かなくなるなる一方な訳です。時の流れには抗えない。
そしてある日悲鳴をあげたかあちゃんの腰。幸いぎっくり腰などではなかったようですが、とはいえこのまま続けていればその可能性もゼロではない。
そんなこんなで、今後のことを考え、固定のばあちゃんをキャンセルすることにしたのですが、収入が1/3に落ち込んでしまうという事態になってしまった訳です。
かあちゃんができること
私としても、そんなかあちゃんが介護職をしなくていいように取り計らってやりたい。(母想い)
彼女のスキルを鑑みると、さっと思いつくのは下記の通り
- 家事手伝い
- 洋服のお直し(裾上げなど)
- 着付け
シーズンものだし、着付けで何とか何とかできないじゃろか。
そういやこの前足立の花火大会行った時も浴衣の女子が芋洗いのごとくたくさんいたし、多分自分で着付けチャレンジしてもうたやんやな、、、南無!!という着こなしの女子も散見された。
上手くできないならできる人に頼んでくれ!
わかる人にしかわからないかもしれないが、綺麗に浴衣が着れた時の君の魅力は120%増だ!!
そうと決まればさっそく
まず花火大会を検索検索ー
ってウワー
めっちゃあるな花火大会。
東京だけでこんなにあるのかよー
ページ作り不精なのでとりあえずTumblrに詳細をぽん
そんでもってそれをTwitterにもぽん
出張着付けのご案内。花火大会の時期ですが、着付けは皆様きれいにしてお出かけくださいませ! https://t.co/PtNIE0ciRR #着付け #浴衣 #花火大会
— のりっく (@noourist) August 4, 2018
こういうのの拡散ってどうするのが一番効果的なんですかね(情報乞食)
花火大会8月メインですし動き出しが遅いのは重々承知ですけども何か良い方法ご存知でしたら教えてくださいまし。
今後の集客の結果などに関しましては8末に公開しようと思います。
乞うご期待(とお客様)!
すきなものはご飯と下着。のりっく(ブログ初心者)のプロフィール
こんにちは。
おはようございます、こんばんはの人も、どうも、こんにちは。のりっくです。
気がついたら下着と女体をこよなく愛するようになり、念願かなって下着の仕事をすることになったはいいものの収入が前職の1/3になったのであせってブログとかとりあえず始めてみました。
月並みなのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いしますぐらいしか書けない。
こいつ誰?
宮崎生まれ、横浜育ち。
好きな人を3,4人くらい追いかけて圧倒的偏差値30台からの慶應SFCに入学するも(浪人した)その後の就職では社会に馴染めず1年単位での転職を続けるさすらいのジョブホッパー。
今27歳だけども前の会社の話とかするときに「前前前職」とか言うと曲名っぽくなる。
ざっくり職歴
- 某Web制作会社1年くらいインターン
- 某Web制作会社21週間くらいインターン(選考落ちた)
- 某人材会社に拾われ1年くらい出版・編集とか人材の仕事する
- 海外生活とかしてみたくなり、1年くらいフィリピンにある日本のネット広告会社でデザイナーやる
- お腹壊し過ぎたので、日本帰ってきて1年くらいITの会社でインド人とたわむれる
- 暇すぎたので映像制作会社の新規部署で代理店業とかやる(半年)
- ↑の会社のおじさんと喧嘩してかねてからの夢だった下着の仕事をすることに!←イマココ
今まで1年単位くらいで仕事チェンジしてたのに今回半年とかでジョブチェンジしたのには理由がありまして、
- 自分のやりたいことが明確になった
- おじさんのご機嫌取りは俺の仕事じゃねえ
まあでも結果オーライ!!
10年後とかにいろいろわかるさ。
性格
思ったことはズバズバ言うと思いきやたまに空気とか読んじゃうタイプ。
はっきり言ってキャラ立ちが中途半端なのがコンプレックス。
でも本質的じゃないこととかがすごく嫌いで、そういうこと言ってるとたまに「帰国子女?」とか聞かれます。
まじの卍で純日本人です。ただフィリピンに住んでたり、その次の会社でも英語のやりとりが多かったほか、国際シェアハウスなるものに入居していたこともあったのでちょっと海外かぶれっぽく見える時もあるのかもしれないです。
話す時に英語混ざっちゃったりとか、思考性とか。
ただこれまた別の記事で書こうと思うんですけど、言語ってできない人ほど混ざるんですよね。
だからよく日本とかであるあるの「あいつ帰国でもないのに海外ぶってるわ、ぷぷぷ」みたいなのはマジでその通りというか、私自身も恥ずかしく思っている部分なんです。
アメリカで結婚して向こうで2年くらい暮らしてる友達も「(日本語と英語)混ざらなくなったのは最近」とか言ってたし。
言語スイッチが上手くできるのは相当のスキルを持ってる人なんですよ〜
趣味
- 筋トレ
- ランニング
- ボルダリング
- ボクシング
- 料理
- 下着
下着にはまったのも実は筋トレから来ていて、正直筋トレはまると世界のいろいろなことが輝き出すので本当に全世界に広めたい。
私の場合はそれが下着に向かい、人生が狂い始めている。これを読んでいる君はどうか見届けてくれ。骨を拾ってくれ。
料理はそんなにうまくないけどイタリアンとか和食とかフレンチとかのキッチンでバイトしていたので作るの自体は好き。尊敬する人は檀一雄。
檀一雄の本とか読み始めてエッセイ形式の本にはまり、自分でも書いてみちゃったりしたのがnote。
でも最近料理作らなさすぎてネタ尽きたので1年前から放置。もったいないからこっちで転載でもするか。
まとめ
ちょっと本当にブログとか不慣れすぎてあれだけども一応プロフィールだし今後うなぎのたれみたいに継ぎ足し継ぎ足ししていこうと思います。
毎日1更新とかできるのかな...(震え声)